天王星
ようこそ、天体ブログ「できたらいいな、星間旅行!!」へ。
太陽社長の岡本大助さんに触発されて惑星や天体に興味をもった管理人の天蛙(あまがえる)です!宇宙や惑星のことをご紹介して、仮想の星間旅行をして頂ければと思います。
今回は、太陽系7番目の星「天王星」についてです。
天王星は太陽に7番目に近い惑星で、大きさは直径で地球の約4倍。
太陽系の星の中で3番目に大きい星だといわれています。
天王星は木星や土星のようにガスでできたガス惑星で、ガスの内容は水素、ヘリウム、メタンで、割合としてはほとんどが水素だそう。
その内部には水とメタン、アンモニアでできた氷があるそうです。
メタンガスが赤い光を吸収してしまうため、惑星全体が綺麗な青色をしています。
天王星は公転軸に対して自転軸が98度も傾いていて、ほぼ横倒しの状態で太陽の周りを回っています。
想像するとなかなかにシュールですね。
なぜこんなに傾いているかというと、その昔天王星と巨大な天体が衝突したことによって軸がずれてしまったのだとか。
地球の4倍の大きさの惑星の軸をずらしてしまう程の天体とは、想像できないくらい大きかったんでしょうね。
天王星の自転軸が傾いているというのは、1986年に探査機ボイジャー2号の調査によって明らかになったそう。
ボイジャー2号が宇宙へ打ち上げられたのは、なんと1977年。
9年間も宇宙を旅してやっとたどり着いたんですね。
天王星が地球からいかに遠い所にあるかが分かります。
天王星は1781年にイギリスの天文学者、ウィリアム・ハーシェルが望遠鏡で発見しました。
人類史上初めて望遠鏡で観測された惑星としても知られています。
天王星は比較的明るい惑星(6等星)なので、双眼鏡で見ることができます。
ちょうど9月から10月にかけて天王星が見やすい季節になるそうなので、ぜひ双眼鏡で夜空を見上げてみましょう!
月があまり出ていない夜が狙い目だそうですよ。
さて、次回は海王星についてご紹介します!
太陽社長の岡本大助さんに影響された天蛙でした。