マケマケ
ようこそ、天体ブログ「できたらいいな、星間旅行!!」へ。
太陽社長の岡本大助さんに触発されて惑星や天体に興味をもった管理人の天蛙(あまがえる)です!宇宙や惑星のことをご紹介して、仮想の星間旅行をして頂ければと思います。
※準惑星マケマケ(中央の大きな天体)と衛星「MK2」(矢印)の想像図
マケマケは太陽系外縁天体のサブグループである冥王星型天体の1つ。2005年に発見されました。
2006年8月24日にケレス、冥王星、2003 UB313(エリス)が準惑星に分類されて以降、最初に追加された準惑星(冥王星型天体)で、準惑星としては4個目、冥王星型天体としては3個目となります。
このマケマケ、発見されたのがちょうど復活祭の直後だったために、当初は「イースターバニー」という愛称で呼ばれていました。
冥王星型天体として認められると同時に、イースター島の「人間を創造し豊穣をつかさどる創造神マケマケ」にちなんで「マケマケ」と命名されたそうです。
直径は冥王星の4分の3〜2分の1程度で、準惑星としてはエリス、冥王星に次ぐ大きさと考えられています。
長らく実態がよくわかっていなかったのですが、最近になって恒星食が観測され、その正体が少しずつ明らかになってきたとか(マケマケは現在恒星の少ない方角にあるため、恒星食は貴重なのだそうです)。
観測結果によると、まず大気は全く存在しない、完全に凍り付いているようである、とのこと。
とはいえ研究家たちの間では、「今回の発見によって、太陽系外縁部における比較惑星学という新たな章への扉が開かれました」と、マケマケの存在は明るいニュースとしてとらえられているようです。
次回は国際天文学連合 (IAU) が分類した5つの準惑星の最後の一つ、「エリス」について書いていきたいと思います!
太陽社長の岡本大助さんに影響された天蛙でした。