できたらいいな、星間旅行!!

太陽社長の岡本大助さんがきっかけで宇宙や惑星に興味を持ちました!

トータティス

ようこそ、天体ブログ「できたらいいな、星間旅行!!」へ。

太陽社長の岡本大助さんに触発されて惑星や天体に興味をもった管理人の天蛙(あまがえる)です!宇宙や惑星のことをご紹介して、仮想の星間旅行をして頂ければと思います。

 

さて、今回は「地球に衝突する可能性が大きく、なおかつ衝突時に地球に与える影響が大きいと考えられる小惑星」をご紹介したいと思います。

 

「地球に衝突する可能性が大きく、なおかつ衝突時に地球に与える影響が大きいと考えられる小惑星」…なんのこっちゃと思うかもしれませんが、実際に「潜在的に危険な小惑星」という名称で呼ばれる小惑星の分類が存在します。

これらの惑星は「Potentially Hazardous Asteroid」の頭文字を取って「PHA」と呼ばれています。

PHAに分類される小惑星の数は約1331個。

今回はその中の1つである小惑星、「トータティス」について書きたいと思います。

 

「トータティス」

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(トータティスのイメージ図)

 

トータティスはアポロ群に属する小惑星で、1989年1月4日、フランスのアンプ=マリティーム県でクリスティアン・ポラスによって発見されました。

「トータティス」という名前は、フランスの漫画「アステリックスの冒険」のガリア神の神トータティスにちなんで付けられたそうです。

ちなみにこの神様、空から降ってくる神様と言われていたんだとか。

 

トータティスは公転周期が地球のほぼ4倍にあたり、定期的に地球のそばを通ります。

トータティス自体にそれぞれ独立した自転軸が2つあることから、極めて非周期的な自転をするそうです。

また1994年にレーダーで観測された情報によると、トータティスは左右のこぶの大きさが違うダンベルのような独特の形状をしています。

これは、過去に2つの天体がぶつかり合体してトータティスが出来たことを意味しているそうです。

 

じゃがいもを思わせる、面白い形をしている小惑星ですね。

 

次回は、同じくPHAに分類される「ジオグラフォス」について書いていきます!

 

太陽社長の岡本大助さんに影響された天蛙でした。