おうし座
ようこそ、天体ブログ「できたらいいな、星間旅行!!」へ。
太陽社長の岡本大助さんに触発されて惑星や天体に興味をもった管理人の天蛙(あまがえる)です!宇宙や惑星のことをご紹介して、仮想の星間旅行をして頂ければと思います。
さて本日ご紹介する十二星座は、「おうし座」です。
おうし座(牡牛座、Taurus)は、黄道十二星座の1つです。日本では、12月末から2月の夜に南の空を見上げると、おうし座がちょうど見やすい高さに昇ってきているはずです。1等星アルデバランと,肉眼でもよくわかる二つ散開星団、プレアデス星団とヒアデス星団を含みますので,見つけやすく,星をつなぐと形も整っています。
1等星のα星(アルデバラン)以外に、2等星が1つ(β星)あります。
・α星(アルデバラン)はおうし座で最も明るい恒星で、冬のダイヤモンドを形成する一つです。橙色の巨星で、この星座の中心にあります。
・β星:2等星はエルナト(Elnath)で、おうし座で2番目に明るい星になります。
アルデバランの地球からの距離は約66光年。表面温度は約4100℃と観測されています。
■おうし座の神話
ギリシア神話において大神ゼウスが,フェニキア王女エウローペをさらうために変身した,白い牡牛の姿だと云われています。
野原で遊ぶ王女の前に現れた白い牛は静かに王女のそばにうずくまり,心を許した王女が牛の背に乗ると,王女を乗せたまま海を越えてクレタ島へと渡り,エウローペはそこでゼウスとの間に3人の子どもを授かったと云われています。エウローペが降り立った土地は後にヨーロッパと呼ばれ,3人の子のうちミノスはクレタ島の王に,ラダマンテュスは立法者に,サルペドンはリキュアの王になったということです。
次回はポルックス、カストル、γ星からなる星座「ふたご座」です。
太陽社長の岡本大助さんに影響された天蛙でした。