ベスタ
ようこそ、天体ブログ「できたらいいな、星間旅行!!」へ。
太陽社長の岡本大助さんに触発されて惑星や天体に興味をもった管理人の天蛙(あまがえる)です!宇宙や惑星のことをご紹介して、仮想の星間旅行をして頂ければと思います。
今回は小惑星「ベスタ」についてです。
(探査機ドーンが撮影したベスタです。南極にレアシルヴィアクレーターと中央丘が、また左上には"snowman"と呼ばれる3連クレーターが確認できます)
ベスタは、将来的に準惑星に分類される可能性がある太陽系の小惑星の一つです。1807年3月29日、ドイツのブレーメンでハインリヒ・オルバースによって発見されて、古代ローマの女神ウェスタにちなんで名付けられました。命名者は、あの天才数学者カール・フリードリヒ・ガウスです。
直径は468-530kmと小惑星帯(メインベルト)では3番目の大きさで、四大小惑星の一つに数えられています。表面は他の小惑星に比べて極めて明るいので、条件さえそろえば小惑星の中で唯一、肉眼で見ることができます。また、ケレスなどと一緒にハッブル宇宙望遠鏡とケック望遠鏡により詳細な観測がなされています。
次回は、小惑星「ヒギエア」について書いていきたいと思います!