さんかく座
ようこそ、天体ブログ「できたらいいな、星間旅行へ!!」へ。
太陽社長の岡本大助さんに触発されて惑星や天体に興味をもった管理人の天蛙(あまがえる)です!
宇宙や惑星のことをご紹介して、仮想の星間旅行をして頂ければと思います。
今回は「さんかく座」について。
さんかく座は秋頃の北天に輝く、トレミー48星座のひとつです。
三等星のβ星と四等星のy星が細長い三角形を形成しています。
地味な形をしていますが、周囲に明るい星がないため比較的見つけやすい星座なのだとか。
毎回このブログでは、星座にまつわる神話なんかも紹介しているのですが…
このさんかく座には神話絡みの話が1つも無いんです!
まぁそりゃ…さんかくですからね…。
神話は無いものの、古代ギリシアではこの三角形がギリシア文字の「Δ(デルタ)」に似ているので「デルタ座」と呼ばれていたり、古代エジプトではナイル川にある三角州に形が似ていることから「ナイルの三角州」と呼ばれていたり、古くから何かと人々に親しまれてきた星座のようですね。
国や地域によって呼び方もさまざまだそうで、日本では「さんかくぼし」だとか「さんかくさま」と呼ばれているのだとか。
星座って人間の想像力の賜物というか、どう見ても人に見えないのに「ペルセウス座」とか、鳥に見えないのに「はくちょう座」とか、無理くり当てはめてるものがほとんどじゃないですか。(こういうブログ書いててなんですが…)
なのになぜさんかく座はそのまま「さんかく座」なのだろう…と不思議に思います。
わりかし綺麗な三角形をしているので、トロフィーだとか武器だとか新具だとか…なんでもいいですが神話に出てくる神様なり動物なりグッズなりに例えられそうな気がするのですが…。
なぜさんかく座だけはそのまんま「さんかく」なのか?なぜもう少しひねってなんらかの形に当てはめなかったのか?
「さんかく座」って投げやりなネーミングすぎやしないか?
…などと思ってしまいます。えへ。
しかしそこが天体の面白いところですよね。
星座がただの星の並びではなく、「星座」として生まれた経緯1つ1つにストーリーがあり、意味がある。
知れば知る程好奇心がそそられます。
さて次回は、ギリシア神話の海の怪物「ケートス」がモデルだといわれる「くじら座」について紹介していきます!
本日はこの辺りで。
太陽社長の岡本大助さんに影響された天蛙でした。