できたらいいな、星間旅行!!

太陽社長の岡本大助さんがきっかけで宇宙や惑星に興味を持ちました!

しし座

ようこそ、天体ブログ「できたらいいな、星間旅行!!」へ。

太陽社長の岡本大助さんに触発されて惑星や天体に興味をもった管理人の天蛙(あまがえる)です!宇宙や惑星のことをご紹介して、仮想の星間旅行をして頂ければと思います。

 

本日ご紹介するのは、ヘラクレスにやられちまったネメアーの獅子「しし座」です。

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しし座(獅子座、Leo)は、黄道十二星座1つ。トレミーの48星座の1つで、M65、M66といった明るい銀河がたくさんあることでも有名です。

モデルとなっているのはギリシャ神話の英雄ヘラクレスに退治された、同じくギリシャ神話のライオンであるネメアーの獅子です。

 

◾️しし座の神話

12の冒険を行うことになったギリシャ神話の英雄ヘラクレスの最初の冒険は、ネメアーの谷の化け物ライオン(ネメアーの獅子)の退治でした。ヘラクレスは最初弓を使いましたが強靭な皮により全く利かず、棍棒で叩いたのちにライオンの首を絞めて殺したといわれています。

 

この様子を見ていた女神ヘーラは、ヘラクレス相手によく戦ったと、この化け物ライオンを星座にしました。女神ヘーラはヘラクレスを憎んでいたのです。こうして、しし座が誕生しました。

 

次回は、古代メソポタミアの二つの星座が由来となる「おとめ座」です。

 

太陽社長の岡本大助さんに影響された天蛙でした。

かに座

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本日ご紹介するのはヘラクレスに踏んづけられた哀れな蟹「かに座」です。

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かに座(蟹座、Cancer)は、黄道十二星座の1つ。トレミーの48星座の1つで、星座のほぼ中央にあるM44(プレセペ星団、プレセペ散開星団)が有名です。

モデルとなっているのは、ギリシャ神話の魔人テュポーンと魔獣の母エキドナの間に生まれた(父親オルトロスであるともされる)巨蟹カルキノス。怪蛇ヒュドラの盟友でもあります。

 

■かに座の神話

神々の王ゼウスにはヘラという正妻がいましたが、愛人との間にヘラクレスという子どもがいました。

 

ヘラクレス自身にも妻子がいましたが、幸せそうに暮らしているヘラクレスが気に入らないヘラは、ヘラクレスを錯乱状態にさせて、彼に自分で妻子を殺させました。

我に返ったヘラクレスは嘆き悲しみ、自分の罪を償うために12の試練を乗り越えることにしました。そのうちの一つが怪物ヒュドラの退治です。

 

ヒュドラの友だちであるかに座のカルキノスは、最初はヘラクレスヒュドラの闘いを黙ってみていたのですが、ヒュドラが危うくなったときに助けに入りました。

カルキノスは自分のハサミでヘラクレスの足を切ろうとしましたが、ヘラクレスの方が圧倒的に大きく、あっさりと踏みつぶされてしまいました。

 

この一部始終を見ていたヘラは、ヒュドラとカルキノスを哀れに思い、一緒に空に上げて星にしました。これがうみへび座ヒュドラ)とかに座(カルキノス)です。

 

この蛮勇ともいえる熱い友情(?)のおかげで、今日、相棒を押しのけて黄道十二宮の一員として光り輝いているわけです。

しかし何というか、あまりに簡単で、情けないエピソードですね……。

蟹座生まれの方々は、もう少し立派な神話であってほしいと思っていることでしょう。

わかりますよ、その気持ちw

 

次回は、というか次回もヘラクレスにやられちまったネメアーの獅子「しし座」について。

 

太陽社長の岡本大助さんに影響された天蛙でした。

ふたご座

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本日ご紹介するのは流星群の名称でもおなじみ「ふたご座」です。

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ふたご座(双子座、Gemini)は、黄道十二星座の1つ。トレミーの48星座の1つでもあります。
β星は、全天21の1等星の1つであり、ポルックスと呼ばれています。α星カストルポルックスに準じる明るさで、ポルックスの近く(北西)に位置します。
β星(ポルックス)とα星(カストル)と、それにγ星とμ星で、星座はほぼ長方形を形作っています。なお、ふたご座と向かい合う極はいて座です。

よく聞く「ふたご座流星群」とは、α星(カストル)付近を放射点として出現する流星群のこと。12月初旬頃から下旬にかけて出現し、12月半ばに極大を迎えます。しぶんぎ座流星群ペルセウス座流星群と並んで、年間三大流星群の1つとして有名です。

 

■ふたご座の神話

スパルタ王テュンダレオースの妻であったレーダーは、白鳥に姿を変えたゼウスに誘惑され、二つの卵を産みます。一つの卵からはクリュタイムネーストラーとカストール(カストル)が、もう一つの卵からはポリュデウケース(ポルックス)とヘレネ―が生まれました。


クリュタイムネーストラーとカストールには人間である夫テュンダレオースの力が備わり、ポリュデウケースとヘレネ―には神であるゼウスの力が備わっていました。
神の子であるポリュデウケースとヘレネ―には不死の能力がありましたが、クリュタイムネーストラーとカストールは人間のため、やがて死ぬことが運命として決まっていました。


異父兄弟とはいえ、カストールとポリュデウケースは男同士とても仲良くしていました。そこでポリュデウケースは上位の神に頼み、自分の不死性を兄に半分分け与えました。このため、双子は1日(一説では1年)の半分は神として天の上で過ごし、残りの半分は地上で人間として今も楽しく暮らしているのです。

 

 

よくよく話を読んでみると、本当は双子ではなく四つ子だったことが判明しましたw
じゃあ「ふたご座」じゃなくねwww?

 

次回は完全にとばっちりでヘラクレスに踏みつけられた「かに座」について。

 

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おうし座

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さて本日ご紹介する十二星座は、「おうし座」です。

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おうし座(牡牛座Taurus)は、黄道十二星座1つです。日本では、12月末から2月の夜に南の空を見上げると、おうし座がちょうど見やすい高さに昇ってきているはずです。1等星アルデバランと,肉眼でもよくわかる二つ散開星団プレアデス星団とヒアデス星団を含みますので,見つけやすく,星をつなぐと形も整っています。

 

1等星のα星(アルデバラン)以外に、2等星が1つ(β星)あります。

α星(アルデバランはおうし座で最も明るい恒星で、冬のダイヤモンドを形成する一つです。橙色巨星で、この星座の中心にあります。

β2等星はエルナト(Elnath)で、おうし座で2番目に明るい星になります。

 

アルデバランの地球からの距離は約66光年。表面温度は約4100℃と観測されています。

 

おうし座の神話

ギリシア神話において大神ゼウスが,フェニキア王女エウローペをさらうために変身した,白い牡牛の姿だと云われています。

 

野原で遊ぶ王女の前に現れた白い牛は静かに王女のそばにうずくまり,心を許した王女が牛の背に乗ると,王女を乗せたまま海を越えてクレタ島へと渡り,エウローペはそこでゼウスとの間に3人の子どもを授かったと云われています。エウローペが降り立った土地は後にヨーロッパと呼ばれ,3人の子のうちミノスはクレタ島の王に,ラダマンテュスは立法者に,サルペドンはリキュアの王になったということです。

 

次回はポルックスカストルγ星からなる星座「ふたご座」です。

 

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おひつじ座

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さて本日ご紹介するのは十二星座のトップバッター「おひつじ座」。
今回からしばらく星座シリーズが続きますよ!

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おひつじ座(牡羊座、Aries)は、黄道十二星座の1つ。日本では秋から冬にかけて見られ、クリスマスの頃、午後8時に南中します。アンドロメダ座の南東(左下)にあり、2000年ほど前には、春分の日の太陽はこの星座と同じ位置にありました(現在では西どなりのうお座)。


赤く見える一番明るい星(アルファ星、アラビアではハマル〈羊の頭〉と呼ぶ)が2等星という目立たない小さな星座で、アルファ星を中心に、「へ」の字をさかさまにしたような形で3等星と4等星が並びます。


星の並びを見つけるのは難しくありませんが、それから羊の姿を連想するのはほとんど不可能です。アルファ星の距離は80光年、表面温度は約4,000℃と観測されています。

 

■おひつじ座の神話

アテナイの北方ポエオチア地方の王子プリクソスとその妹ヘレは、継母イーノに憎まれていました。

イーノの策略で生贄にされて殺されそうになったとき、兄妹の実母ネペレは大神ゼウスに助けを求めました。ゼウスは息子のヘルメスに命令して、金色の毛をもつ雄羊を兄妹のもとにつかわします。

雄羊の背に兄妹がまたがると、雄羊は空高く舞い上がり、ギリシャから海峡を越え、遠くコーカサスの山に近いコルキスの国を目指して飛び続けました。途中アジアに入ろうとしたそのとき、妹のヘレがめまいをおこし、海に転落。しかし、兄は無事コルキスに着き、そこの国王に手厚く迎えられました。

プリクソスは神のお告げどおり、祭壇にその雄羊をささげ、その金色の毛皮はコルキスの神殿に飾られて、一睡もしない1匹の龍に守られることになったといいます。この雄羊が空にあげられたのが、おひつじ座です。


現代の観点からすると、助けてくれた雄羊を神様に捧げてしまう(つまり生贄にする)なんて恩知らずな行為に見えますが、古代において、神の遣わした獣は生贄として神に返す風習だったのです。

なお、この羊の皮を手に入れるための冒険がアルゴー号(アルゴ座)の冒険、アルゴナウタイ神話です。

 

星座シリーズ、いかがでしょうか。次回は散開星団プレアデス星団とヒアデス星団を含む見つけやすい星座「おうし座」です。

 

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ダフネ

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さて本日ご紹介するのは「小惑星 ダフネ」。

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ニコラ・プッサンアポロンとダフネ』 


ダフネ (41 Daphne) は小惑星帯メインベルト)の比較的大きい小惑星。表面が暗いため、炭素質隕石と構成が似ているのではないかと考えられています。命名の由来は自らの体を月桂樹の体に変えたギリシア神話のニンフ、ダプネーから。

 

今回、星の画像があまりにも面白くなかったので(ただの白黒CGの石だったので)、神話の方の画像を載せてみましたw

 

ダフネによる恒星の掩蔽は1990年代に三回観測され、2008年4月2日にも日本で観測されています。観測点による光度変化の違いから見るに、ダフネはかなり変わった形をしていると考えられているとか。

 

2008年3月28日にケックII望遠鏡による観測で衛星が発見され、S/2008 (41) 1という仮符号が付けられました。衛星の直径は2km以下で、主星から500kmほど離れた軌道を1.6日ほどの周期で回っていると考えられています。

 

これまで長々と惑星関連の情報をご紹介してきましたが、

前著のとおり小惑星にもなると画像が地味だったり、星によってはなかったり、

情報自体もあまりそろわなくなってきます。

 

ということで、次回からは方向転換。

今度は星座とかの話にしようと思います。

もちろん星のお話もしますよ(さそり座のアンタレスとかね)。

まずは12星座の一番手、おひつじ座から!

 

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ガスプラ

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今回も前回に続き、S小惑星を紹介します。本日は「ガスプラ」です。

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小惑星帯の内縁近くにあり、1916年にグリゴリーネウイミンによって、ウクライナにあるシメイズ天文台で発見されました。

ネウイミンは、社会活動家であるマクシムゴーリキーや作家のレフトルストイのような、自分の同時代人も訪れた黒海沿岸の保養地ガスプラにちなんで、この小惑星を「ガスプラ」と命名しました。

 

19911029日、木星へ向かう途中の探査機ガリレオがガスプラの近くを通過して、本惑星に対する初めての接近観測を行いました。

 

非常に角ばった形をした小惑星で、表面積は香港の陸地部分の約半分だと推定されています。

表面には幅 100 - 300 m、長さ2.5km、深さ数十mの溝が見られます。その溝が生まれた原因は、ガスプラが小惑星の衝突によって他の天体と共に形成されたことに関係しているのではないか、とする説があります。

 

ガスプラの表面を、どの程度の堆積層が覆っているのかはまだ完全には解明されておらず、論争の的になっています。

クレーターの名前は世界各国の温泉街にちなんで名付けられ、その一つには、日本の別府の名が付けられているそうです!

 

世界には面白い惑星がたくさんあるものですね。次回は同じく小惑星の「ダフネ」を紹介します。

 

太陽社長の岡本大助さんに影響された天蛙でした。