カリオペ
ようこそ、天体ブログ「できたらいいな、星間旅行!!」へ。
太陽社長の岡本大助さんに触発されて惑星や天体に興味をもった管理人の天蛙(あまがえる)です!宇宙や惑星のことをご紹介して、仮想の星間旅行をして頂ければと思います。
今回は小惑星「カリオペ」について。
※カリオペ(左)と衛星リヌス(右)想像図
カリオペは太陽系の比較的大きな小惑星のひとつ。火星と木星の間の軌道を公転しています。また、衛星を持つ小惑星でもあります。現在のところ、衛星を持つ最も小惑星番号の若い小惑星です。
カリオペは1852年、イギリスの天文学者ジョン・ハインドによって発見され、当時のケンブリッジ天文台長ジョン・クーチ・アダムズによって命名されました。
カリオペ(ラテン語読み、英語読みではカリオープ)とは、ギリシア神話の文芸を司る女神ムーサ(英語読みではミューズ)の九柱のうち、英雄叙事詩を司る女神カリオペ(カリオペー)に由来するもの。彼女の持ち物は書板と鉄筆であると言われています。
また、カリオペの衛星は当初“S/2001 (22) 1”という仮符号がつけられていましたが、現在ではリヌスと命名されています。これはカリオペの息子リノスの名に由来するものです。
これまでにも衛星をもつ小惑星、あるいは連星である小惑星はいくつも発見されています。惑星に衛星があるのと同様に、小惑星に衛星があるのは当たり前という時代になるのかもしれません。
次回は同じく小惑星である「パラス」をご紹介します!
太陽社長の岡本大助さんに影響された天蛙でした。